撮影会・イベントレポート
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◆米美知子先生のスライド&トークセミナーが開催されました。
テーマ「美しい日本の情景を探して」
日時:令和5年1月29日 14:45~16:30
場所:日立システムズホール仙台 3階 エッグホール
講師:プロ写真家 米 美知子 先生
当セミナーは東風協会員以外の方々の受講も受け入れ会場のエッグホールは満員となり、追加の椅子も搬入し開催されました。
米先生がお馴染みの明るい笑顔で登壇し、自己紹介を兼ねた最初のご挨拶ではご自身のルーツ(ご両親)が宮城県出身であることが明かされると会場の受講生のハートはギュッとわしづかみにされ、どよめきが起きました。
講演は先生の作品をプロジェクターで映し出しながら、風景写真の撮影にあたって被写体とどう対峙し、何に気を付けながらどう撮るかといったことをテーマに、構図・絞り・シャッタースピード・ISO等多岐にわたり風景写真に欠かせない知識をレクチャーいただきました。また、PLフィルターやハーフNDフィルターの使い方、ハレ切りのための傘の用い方など実践的なお話を伺いました。さらには新型コロナ禍で県跨ぎ移動が限られるという状況の中、近所の公園などを巡る「お散歩写真」での作品作りのご体験などをご講演頂きました。
詳しい内容は3月発行の会報にて報告されると思いますが、全体を通じて印象に残った言葉は「現場主義」。カメラを三脚に乗せ、構図や露出・フィルターワークなどを試行しながら、現場で写真をできるだけ完成させるということの大切さです。「現像ソフトが高性能となりRAWでチャチャっと撮ればあとでいくらでも調整ができるという人もいるが、後になってのPCでのレタッチは記憶色に頼らざるを得ず、やりすぎたり不自然となることが多い」と身に覚えのある点の指摘もあり、真摯に被写体に向き合う事の大切さを改めて認識した講演でもありました。
講演後は質疑応答の時間が設けられ、日ごろ疑問に思っていることや苦労している点などが受講生から出され、先生のアドバイスを受けることができました。
米先生は近年Youtube配信にも力を入れておられ、ここでは撮影現場での考え方や撮影術を知ることができるので、このセミナーに合わせYoutubeをご覧になると、より一層理解が深まると思われます。
米先生からは「チャンネル登録よろしくネ ❤」とのことでした。
「Youtubeをご覧になったことある方?」「は~い❤」
最後に米先生を中心に全員で記念写真を撮りました。
参加された会員の皆様にはこの写真を「東風季報63号」に同封しお送りします。
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2022年に開催されました椎名亮介先生の「冬景色・撮影ポイント」のレポートと2019年に行われました「信州撮影会」の模様を掲載しています。
椎名先生よるセミナーの資料から
信州撮影会の作品から